コワーキングスペース ツナグ
店名 | キッズルーム付コワーキングスペース ツナグ |
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所在地 | 足立区弘道1丁目5−20 1F |
電話番号 | 03-6806-4732 |
アクセス | 東武スカイツリーライン「五反野駅」から徒歩4分 |
営業時間 | 8:00〜18:00(※) |
定休日 | 日・祝 |
料金 | 1コワーキングスペース利用は、1時間500円。延長30分につき250円。 イベント参加の場合は施設利用料はなし。各イベント参加費別途有り。 |
駐車場有無 | 無 |
ベビーカー入店 | 有 |
食事持ち込み | 無 |
授乳室有無 | 有 |
おむつ交換スペース | 有 |
託児 | 無(※) |
その他 | ※時短営業の場合あり ※併設する保育園にて一時利用に空きがあれば 500 円/1 時間にて利用可 |
働く人や社会と、ママや子供をつなぐコワーキングスペース
キッズルーム付コワーキングスペース「ツナグ」へは五反野駅を降りて、ふれあい商店街をまっすぐに進みます。シフォンケーキが美味しいケーキ屋さんを通り過ぎ、スーパーを通り過ぎ…ちょっと不安になり出した頃に見えてくる、ガラス張りの外観が素敵な場所が目的の「ツナグ」でした。
なにから紹介するか、迷ってしまう場所です。コワーキングスペースなのに保育園併設というところに、まず驚きます。一時保育に空きがあれば子供を預けて仕事をすることが出来ますし、枠が満員の場合もコワーキングスペース内にキッズスペースがあり、そちらにデスクを移動して、子供を見守りつつ仕事をする人もいらっしゃるそうです。
隣の保育園からの子供たちの声はほとんど届きませんが、それでもなんだか柔らかい空気が流れています。フリードリンク付1日フリーパスの利用者に提供されるランチは、保育園の調理師さん監修による『疲労回復パワーランチ』。私が利用した日のメニューはカレーライスでした。ルーは使わずに米粉でとろみをつけた野菜たっぷりのカレーは、子供たちにも安心して出すことが出来る優しいお味。ガラムマサラで辛みをチョイ足ししても、また、美味しい!お食事は、3時間以上利用されるフリーパスに付くものですが「コワーキングの利用はなくても、ランチだけ食べに来たい」と思いました。そう感想をお伝えしたら、マネージャーの渡辺さんはなにやらニコニコ。もしかしたらフリーパスでなくても、お願いすれば頼める場合もあるかもしれません。
親子向けイベントはコワーキング利用でなくても参加できる
「ツナグ」はコワーキングスペースでありながら、子育て中のお母さんや、親子向けのイベントも数多く主催されています。キッズスペース内での開催イベントは、カーテンで仕切ってしまえばコワーキング利用の方への迷惑を気にすることなく楽しめます。例えば「ツナグ編み部」は0~2歳児を育てるママ限定の編み物ワークショップ。お茶をしながら、喋るもよし、編み物に集中するもよし。初心者でも講師に教えてもらいながら、自分のための編み物をし、小物入れポーチを完成させます。
幼稚園・保育園に入園させる前の、一番ママが孤立感を感じてしまう時期に、ゆる~くママ同士が繋がったら良いなぁという想いがあり、開催されていらっしゃるイベントです。
私は、コワーキングスペースの一角にあるキッチンのついた小上がりで開催されていた、「夕食の会」にも参加しました。
金曜の夜は、親子みんなでご飯を作って食べて、ママはこっそりラクしましょう!
夕食の会は、「つなぐ保育園」の給食調理師さんが、子どもにも大人にも優しいレシピを教えてくださるイベント。2019年の11月に開催された第3回では、餃子を作って食べました。具の下ごしらえや味付け、焼き方など大事なポイントの解説を交えつつ、子どもたちと一緒にワイワイと包んだ餃子の数は、全部で340個にもなりました。私と息子は単独で参加していましたが、一緒に餃子を包むうちに、自然と他の参加者さんとの会話も弾み、気が付くと子どもたちも打ち解けた様子で遊んでくれています。
「子供たちは子供たちで遊んでくれている間に、ママたちが分担して皆でご飯を作って食べられたら良いな。それで、子供が楽しければ一番良い!」というコンセプト通りのイベントになっていました。
子どもたちが一生懸命包んだ、ちょっと具がはみ出た餃子の味は格別で、千葉県の契約農家さんから届く低農薬コシヒカリの新米ご飯と中華スープもついた夕食は、餃子タレの工夫もあって、大人にも子供にも大満足の献立になりました。夕食の会は、担当給食調理師さんが育休に入られており、次回未定とのことですが、復活を心待ちにしてしまう、素敵なイベントです。
ママがホッと一息つくための場所でもありたい
マネージャーの渡辺さんは「ここが、一番は働く人の為の場所であるのは間違いない。児童館やフードコートのキッズスペースとは違います。だから、お子さんが騒いでしまって、ある程度以上になってしまった時にはお声かけしなくちゃいけないこともあります。」と仰います。でも、キッズスペースでお子さんが遊んでくれている間や、赤ちゃんがお昼寝している間に、お母さんが自分のペースを取り戻す場所でもありたい、とお話しくださいました。育児の合間の1時間、読みたい雑誌や携帯を片手に、ふらりと立ち寄られるお母さんもいらっしゃるのだとか。
働く人や社会と、ママや子供をつなぐように運営されている場所でした。