児童館や子育てサロンのよりも、もっとアットホームな場所を

2018年3月にオープンした、NPO法人子育てパレットさんが運営をされている『マタニティ&ベビーハウスOhana』は梅島駅から徒歩3分の大通りから1本入った閑静な場所にあります。1階が保育園、2階にカフェ、障害者支援施設等が入っている複合施設になっていました。
　中に入るとフローリングの部屋にオモチャや絵本、ベビーベッド、バースデーフォトスポット等があり、子どもが広々と遊べるスペースが確保されています。保育園と同じ仕様のクッション性のあるフローリングで、床暖房も入っているので冬でも暖かく過ごせるのだそうです。

子どもが遊ぶ場所としてはもちろん、ふらっと来てお昼寝をしたり、子どもを遊ばせながら書類を書いたり、入園グッズをママ友と協力しながら作ったり、貸切で誕生日パーティーをやったりと、お家に近い感覚で子どもも大人も楽しめる場所となっているそうです。 　お昼を持ってきて食べたり同じ2階にあるOhanaダイニングでデリを買ってきて食べることもできます。私も常連だとおっしゃるママと一緒に、お話ししながら子どもに離乳食をあげたりして過ごしました。

『Ohanaダイニング』で食事もできる

同フロアにある『Ohanaダイニング』はハワイアンな雰囲気のカフェ。こちらは、NPO法人グランファミリアが運営をされています。プレートランチはお好みのデリを3品又は5品選べます。野菜たっぷりの家庭的な優しいメニューばかりです。カフェの中にキッズスペースがあったり、ベビーチェアやソファー席もあり、子連れのランチにはとても有り難いカフェでした。

　

テイクアウトもできるので、夕飯のおかずに買っていかれるママ達も多いそうです。
　私はプレートランチをいただきました。
　毎日違う7〜8品の中から好きなデリを3品又は5品選んでセルフでお皿に乗せます。ご飯はお店の人が乗せてくれました。その日のメニューは焼き鮭、きゅうりと蕪の漬物、ピーマンの肉詰め、八宝菜、オープンオムレツ、大根と鯖の煮物。どれも家庭的なメニューで、味もお袋の味という言葉がぴったりな、優しくホッとする味付けでした。余計な味がせず、野菜もたくさん使われているので子ども用に取り分けても安心です。デリ以外にも手作りのデザートもあるのでお腹も心もとても満たされました。

ohanaオハナ　―　ハワイ語で　"家族"　"家族の絆"

「ohanaオハナ」はハワイ語で"家族""家族の絆"という意味。この場所が、各家庭と地域をつなぎ、寄り添っていく、一緒に助けあっていく、分ちあっていく場所になるように・・・そんな願いが込められているそうです。

マタニティ&ベビーハウスOhanaも、Ohanaダイニングもどちらの場所にも共通して言えることは、店員さんも常連のママさんもとてもフランクにお話ししてくださり、初めての利用でも家庭の温かさのようなものを感じたということ。
　地域と子育てと家庭を繋げる場所、そんな場所となり、子育ての拠り所としてたくさんのママさん達が集まっているんだなと思いました。

掲載スポット一覧へ戻る