ひよこのカフェハウス
店名 | ひよこのカフェハウス |
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所在地 | 足立区東和1-18-15 1F |
電話番号 | 050-5338-9797 |
アクセス | 「亀有駅」から徒歩12分 |
営業時間 | 月〜金 10:00〜16:30 土 10:30〜16:30 (LO16:00、ランチ11:30〜) |
定休日 | 日/その他は営業カレンダーを参照のこと |
料金 | ドリンク 大人500円~、子ども100円~(時間帯によって異なります) |
駐車場有無 | 無 |
ベビーカー入店 | 無(※) |
食事持ち込み | 有(※) |
授乳室有無 | 有 |
おむつ交換スペース | 有 |
託児 | 無(※) |
その他 | ※ベビーカー置き場有 ※食事持ち込みは、離乳食・アレルギー食のみ有 ※イベントによって見守り保育あり |
地域に愛された元保育所が生まれ変わって地域の"居場所"に。
携帯電話のマップ機能を使って検索しながら住宅街の中を進む先に、「ひよこのカフェハウス」はありました。靴を脱いでお店に上がると、室内は長座卓がおかれている飲食スペースと子どもが遊ぶためのスペース、通りに面したカウンター席に分かれていて外観より広く感じます。
元々保育所だったこの場所は、コルク床でフラット、赤ちゃんも安心してたくさんハイハイが出来ます。授乳室やおむつ替えスペースももちろん完備されており、保育所時代から受け継がれた玩具がたくさんあり、見渡せるので安心して遊ばせることが出来ました。
私たち親子が行ったときには、同じ部屋に3歳位のお子さんがいて、息子と遊んでくれました。お兄ちゃんと遊んでもらって、おもちゃもたくさんあって、赤ちゃんでも飽きずに楽しんでいられました。
なぜ保育所からカフェに??
「ひよこのカフェハウス」は、もともと「東和ひよこの家共同保育所」という保育所でした。オーナーさんには二人のお子さんがおり、2011年の東日本大震災の当時、ひよこの家に預けておられたそうです。震災の日、我が子を守ってくれた先生方の姿を見て「保育園はすごい場所。」と感動したそうです。
ひよこの家が閉園と決まったとき、オーナーさんはなんとかこの場所を活用出来ないかと考え、「ほいくえんカフェ」を目標にしつつ、まずは地域の親子が安心できる「場所」を作ろうと「ほカフェプロジェクト」を始動。保育士資格を取得し、認可保育所でパート保育士として勤務を続けながらも開業準備を進め、DIYでリノベーションした現在の場所で、飲食店未経験、経営未経験から2018年夏にカフェをオープンされました。
みんなで子どもを見守り、みんなで子育てをできるきっかけになる場所であるために
オーナーさんの熱い想いの詰まった「ひよこのカフェハウス」には子育て中の大人もくつろぐことができる工夫が沢山ありました。
保育士や幼稚園教諭の資格を持つスタッフさんが勤務する日もあり、子育ての相談も出来ます。子育ての講座や、親子が楽しめるイベントも定期的に開催されています。
私も、授乳とオムツ替えスペースをお借りしましたが、カーテンで仕切られており、部屋も別なので静かにゆったりと授乳出来ました。
実は、オムツ替えの際にウンチ漏れ(!)で大変でしたが、保育スタッフさんが手伝ってくれました。
お食事内容も大変素敵で、素材にこだわっています。
まず、お冷以外に日替わりで手作りお茶(よもぎ茶など)も無料提供。
そして、幼児食インストラクターの方が、重ね煮という調理法で作る数量限定メニュー、見た目が可愛くて美味しいひよこおにぎり、オムライスなどもあります。
私は数量限定の給食ランチ「野菜いっぱい!!給食」と自家製のいちごみるくを頼みました。素材にこだわっていて、優しい味付けでした。
休業日などにはスペースの貸出も行なっていて、ママ会やちょっとした集まり等でも貸していただけるのだそうです。ご予算など詳細はお店にご相談ください、とのこと。
地域に、みんなが集まってゆっくりできたり、おいしくて安心なものが食べられたり、助け合えたりする場所があること。それを始められたのが、その地域に暮らす元は普通のママさんだなんて、素敵なことだと思いました。
愛が詰まった優しい味に満たされながら、お子さんと幸せなひとときを過ごせる「ひよこのカフェハウス」。是非行ってみてください。